ジュエリーHome > ビーナス アロー ダイヤモンド > ビーナスアローの評価(1)I.G.I.鑑定書

ビーナス アロー ダイヤモンド

ビーナスアローの評価(1)I.G.I.鑑定書

ビーナスアローダイヤモンドには、基本的に、ベルギーに本部のあるI.G.I.(International Gemological Institute)日本支社発行の鑑定書が発行されます。

I.G.I.鑑定書の赤い字で示している部分はビーナスアローダイヤモンドならではの独自でしかも重要な部分です。

ビーナスアローダイヤモンドのIGI鑑定書

2つとして同じ物がないのが本当の宝石です。天然ダイヤモンド(ビーナスアローカット)だけに評価されるグレーディングレポートとして、「4C」があります。

その「4C」とは 「Carat:重さ、Color:色、Clarity:内包物、Cut:研磨の善し悪し」 の評価になります。
どれも重要ですが、Cut以外の3Cは、地球から生まれたダイヤモンドが与えられた自然の等級で、人間には関係することが出来ないもの。それに対して唯一、Cut(カット)だけが、人間の知恵と技術で評価される、研磨仕上がりの等級です。一見同じようにカットされていても、技術力と、英知で、その仕上がりには大きな差があります。

同じ素材を使った料理でも、料理人によってその味(輝き)はまったく違うのと同じです。理想とされる数値を満たし、形と対称性が完璧、しかも、研磨面の滑らかさは小さなダイヤモンドだけに、繊細な技術が要求されるわけですね。

次では、そのカットの等級について、鑑定書では分からない、輝きの数値を客観的に計っているアメリカのGEMEXレポートを見ていきます。

筆者:吉田良(株式会社ヨシヨシ

ビーナスアローダイヤモンドのお話
ビーナスアローダイヤモンドの特徴
ビーナスアローダイヤモンドとは(2010年6月28日)
ビーナスアロー(VENUS ARROWS)の意味(2010年6月28日)
ダイアモンドのカットの歴史(2010年7月8日)
ビーナスアローカットの面数 (2010年7月18日)
ビーナスアローの美しい輝き(2010年7月18日)
ビーナスアローの評価(1)I.G.I.鑑定書(2010年7月24日)
ビーナスアローの評価(2)GEMEXレポート(2010年7月26日)
ビーナスアロー・カットは特別の技術から(2010年9月1日)
ダイアモンドの街 ベルギーのアントワープ(2010年10月14日)
このページの先頭へ