ジュエリーHome > ビーナス アロー ダイヤモンド > ダイアモンド カットの歴史

ビーナス アロー ダイヤモンド

ダイアモンドのカットの歴史

ダイヤモンドはカットされて初めて輝きます。

オールドヨーロピアンカット

古代インドで「ダイヤモンドをダイヤモンドでカットする(磨く)」ということが発見されました。中世のヨーロッパでは特に1400年頃、現代のベルギー周辺で急速にカット技術が発展して、さまざまなカットの形が生まれます。 特に「オールドヨーロピアンカット--(1)の誕生」によって、夜の社交の場では、今までの宝石とは違った「光の宝石」という画期的な価値をもたらされました。

ラウンドブリリアントカット

1900年頃には、理想的なラウンドブリリアントカット--(2)の数値が計算されて、ダイヤモンドの内部からの全反射が実現する仕組みが明らかにされました。世界のブランドメーカーはこぞってさらに美しいカットの開発を目指しましたが、単純にカット面の数を増やす物が多く、ブリリアントカットの「明るさ・虹色・きらめき」のバランスが取れた美しさを上回るものは出現しませんでした。

面の名称図

ビーナスアローカット

1998年、単純にカットの面数を増やすことに頼らずに、ブリリアントカットの理想的な数値を解析して発展させ、特に「光の入り口と出口である8角形のテーブル面」を残しながら周囲の面数を増加させることが考えられました。これがビーナスアローカット--(3)になります。その結果、「光を取り込む量」「光を放出する量」が増え、通常のダイヤモンドと比べると「美しい輝きの3要素」が明らかに優れていることがわかったのです。

ダイヤモンドのカットの変化 図解

「面数の組み合わせ」によるモア・ブリリアンス。 この精密なカットの完成が「16本の女神の矢」の現象をもたらしました。

筆者:吉田良(株式会社ヨシヨシ

ビーナスアローダイヤモンドのお話
ビーナスアローダイヤモンドの特徴
ビーナスアローダイヤモンドとは(2010年6月28日)
ビーナスアロー(VENUS ARROWS)の意味(2010年6月28日)
ダイアモンドのカットの歴史(2010年7月8日)
ビーナスアローカットの面数 (2010年7月18日)
ビーナスアローの美しい輝き(2010年7月18日)
ビーナスアローの評価(1)I.G.I.鑑定書(2010年7月24日)
ビーナスアローの評価(2)GEMEXレポート(2010年7月26日)
ビーナスアロー・カットは特別の技術から(2010年9月1日)
ダイアモンドの街 ベルギーのアントワープ(2010年10月14日)
このページの先頭へ